ホン・ミョンボ元韓国代表監督、中国・杭州緑城の監督に…2年契約

元韓国代表監督を務めたホン・ミョンボ（46）監督が、2016シーズン中国スーパーリーグに参加している杭州緑城FC（以下、杭州）の監督を務めることで最終決定したと、ホン・ミョンボ奨学財団側が17日、発表した。

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　ホン・ミョンボ監督はこれまでアジア有数のクラブから多くのラブコールを受けてきた。その中でも杭州のサッカー哲学と強いラブコールがホン・ミョンボ監督の心を動かしたと財団側は明らかにした。

　ホン・ミョンボ財団側は「杭州は他に比べて財政が豊かではなく、リーグで競争力がある選手たちで構成されたチームでもない。しかし、中国内のどのクラブよりも各年齢別の中国代表チームの選手を多く輩出するほど、しっかりとしたユースシステムを兼ね備えている。また現在、若くて可能性が高い選手たちで構成されただけに、クラブの未来をホン・ミョンボ監督に任せたいと熱望した」と説明した。

　杭州側では選手時代から続くホン・ミョンボ監督のリーダーシップと韓国ユース及び五輪代表チーム監督としての検証された指導力を高く評価したことがわかった。

　ホン・ミョンボ監督は「中国では初めての挑戦であるだけに、僕が持っている全ての力を最大限に発揮し、未来が明るいチームを作りたい」とし「当面の成績も重要だが、杭州が望む部分が何なのか正確に認知したので、監督として責任感を持って杭州の選手たちの成長に貢献しようと思う」と伝えた。

　なお、ホン・ミョンボ監督の契約期間は、2016年1月1日から2017年12月31日までの2年だ。