【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官は15日の定例会見で、北朝鮮の女性音楽グループ、牡丹峰(モランボン)楽団が北京公演を突然中止した背景について、「正確な事実関係を把握しているところだ」と述べた。 趙報道官は「政府としても今回の件を機に、中国と北の間のさまざまな協力や動きなどを注意して見ている」と説明した。 11、12の両日に行われた北朝鮮との次官級会談で争点となった金剛山観光再開問題については、観光を再開する場合、国連安全保障理事会決議で禁止されている北朝鮮への資金移転に抵触する可能性についての質問が出た。趙報道官は「決議は大量破壊兵器のプログラムと活動を阻止することが目的」として、「金剛山観光事業も決議の目的や国際社会の憂慮などを踏まえて取り扱う必要があるというのが韓国政府の立場」と述べた。 kimchiboxs@yna.co.kr
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