FIFA倫理委員会は8日(日本時間)、鄭名誉会長に対して資格停止6年と共に、10万スイスフラン(約1200万円)の罰金を決定した。
倫理委員会は去る2010年、鄭名誉会長が2022年FIFAワールドカップ誘致のための活動をおこなっていた当時、7億7700万ドル(約900億円)の”国際サッカー基金”を造成し、サッカー発展のために使用するとの書簡をFIFA執行委員へ発送したことを問題視している。
これと共に、倫理委員会について鄭名誉会長が「独立的な機構らしくない」と発言した点について、名誉棄損を理由に懲戒を追加した。
下された懲戒は発表と同時に効力を発揮するため、、鄭名誉会長は来る2021年10月までサッカーと関連する活動をおこなうことができない。よって、来年2月に予定されている次期会長選挙への出馬も不可能となる。
FIFA倫理委員会の懲戒が発表された後、、鄭名誉会長は9日、2次声明を通して「スポーツ仲裁裁判所(CAS)提訴を含むすべての法的な措置に出る計画」とし、「ゼップ・ブラッター会長の”ビザ・マスターカード詐欺事件”、背任横領行為について訴訟を提起する。FIFA倫理委員会についても、名誉棄損に対応する法的措置をとる予定」と明らかにした。
鄭名誉会長は「私に対する制裁は、ブラッター会長、プラティニ会長、バルケ事務局長に対するものと根本的に異なるもの。これまでFIFAに批判的立場を示してきた私に対する報復だ」とし、「公平性を欠いたものであり、到底納得できない」と強く反発した。
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