【ソウル聯合ニュース】韓国と日本が文化交流を深める恒例イベント「韓日交流おまつり2015 in Seoul」が20日、2日間の日程を終えた。 国交正常化50周年を迎える今年のテーマは「共に開こう 新たな未来」。19日は学生街の新村延世路で記念パレードが行われた。パレードでは朝鮮王朝が日本に送った外交使節団「朝鮮通信使」の行列を再現。当時、通信使が訪れた日本各地の公演団や両国の市民ら約3万人(日本大使館推計)が参加した。 20日はソウルの総合展示場・COEXで国交正常化50周年記念行事があった。韓国外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官をはじめ、文化体育観光部の金鍾徳(キム・ジョンドク)長官、与党セヌリ党所属で韓日議員連盟会長代行の金泰煥(キム・テファン)国会議員、別所浩郎駐韓日本大使らが出席した。 会場には両国の伝統料理や遊びなどを体験できる多くのブースが設置され、来場客はお互いの文化を楽しんだ。また、両国の合同公演などが披露され、日本からは和太鼓奏者のヒダノ修一さんや、ロックバンド、ゴダイゴのミッキー吉野さんなどが、韓国からは3人組ヒップホップユニットEPIK HIGH(エピックハイ)などが出演した。今年は昨年を上回る約6万人が会場を訪れる盛況ぶりを見せた。 日本での「交流おまつり」は今月26、27の両日、東京・日比谷公園で行われる。 同おまつりは両国の国交正常化40周年を記念する「韓日友情年」の2005年に始まり、今年11回目。両国の市民らがボランティアとして多数参加する最大の文化交流イベントとして定着している。 kimchiboxs@yna.co.kr
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