去る4日、韓国側の非武装地帯(DMZ)で地雷爆発時、捜索隊員だったムン・シジュン少尉(24)が国軍高陽(コヤン)病院で記者の取材に応じ、厳しい表情でこのように語った。
地雷の爆発で、両足切断という大けがを負ったハ某軍曹(21)は、大量に出血しながらも、敵への怒りを隠すことができずにいたという。また、負傷したハ軍曹を搬送していた途中、地雷を踏んだキム某軍曹(23)も、足に大けがを負いながら、ハ軍曹へ「しっかりしろ」と声をかけ続けたという。
この日のインタビュー後、大けがを負った2人の仲間に面会する予定だと話したチョン軍曹は「元気づけてあげたい」と語った。
昨年6月に入隊したパク上等兵も「みんな、落ち着いて自身の任務を全うしていた」と事故当時を回想。「事故が起きてから1週間が経過した。また作戦に参加したい」とし、「明日にでも、捜索大隊としての任務を最後まで誠実に遂行したいと思っている」と語った。
一方、軍関係者によると、事故当時、現場にいた兵士たちは精神的な安定のため、精神科医によるカウンセリングの必要があるとして万全を期す方針だ。
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