日韓戦はどの試合より特別だ。選手は勝利に対する強い意思を見せ、結果に責任を負う監督の集中力も高くなる。そして、初の日韓戦を迎えた2チームの監督も同じだった。
日韓戦はどの試合より特別だ。選手は勝利に対する強い意思を見せ、結果に責任を負う監督の集中力も高くなる。そして、初の日韓戦を迎えた2チームの監督も同じだった。
日韓戦はどの試合より特別だ。選手は勝利に対する強い意思を見せ、結果に責任を負う監督の集中力も高くなる。そして、初の日韓戦を迎えた2チームの監督も同じだった。

キム・シンウク の最新ニュースまとめ

 日本と韓国は5日、中国・武漢スポーツセンターでおこなわれた「2015東アジアサッカー連盟(EAFF)東アジア杯」第2戦に臨んだ。

 試合前から韓国は必勝意思を見せた。キム・シンウク(27、蔚山現代 FC)は試合を翌日に控えた4日、「日本戦の重要性は一番年上の僕はもちろん、若い選手もみんなよくわかっている」と心境を明かした。

 キム・シンウクの言葉通り、5日の日本戦で韓国は試合序盤から強いプレッシャーや体当たりを展開。日本もやはり、キム・シンウクを牽制し対応した。熱くてし烈だったのはフィールドの選手たちだけではなかった。両チームのベンチを守る監督も神経戦を繰り広げた。

 後半20分ほど過ぎたとき、韓国代表のウリ・シュティーリケ監督(60)が主審の判定に強く抗議し、選手たちを大声で怒鳴った。これを不適切とみた日本のヴァヒド・ハリルホジッチ監督(62)が牽制に出た。

 ハリルホジッチ監督は韓国ベンチに向かって静かにするようジェスチャーを送った。これを見たシュティーリケ監督と韓国ベンチのスタッフも人差し指を口につけて対応した。一種の場外戦だった。

 1-1で引き分けに終わった後も2人の監督の神経戦は続いた。シュティーリケ監督は公式記者会見で「日本は我々の初戦を見て(攻撃を)恐れ、守備的な試合運びをしてきた」と述べた。続いて記者会見に臨んだハリルホジッチ監督は「韓国はロングパスのみを利用した単純な攻撃をしていた」と話した。試合後の舌戦だった。

 競技場を走った選手たちのように、両チームの監督も初めての激突で舞い上がった神経戦を広げた。彼らにとっても日韓戦の空気は違ったようだ。

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