訪米4日目であるキム代表はこの日午前、ワシントンD.Cにあるブルッキングス研究所で、朝鮮半島専門家たちと朝食懇談会を開き、韓米同盟強化と朝鮮半島情勢を議論した。
朝鮮半島に関する助言を求めるキム代表に米専門家たちは、キム代表が出した北の核関連“創意的代案”提案は現実化に限界があるという趣旨の指摘をした。
ある専門家は「米国が北朝鮮との交渉失敗を教訓に、イランと核交渉に成功した。そのため、イランの経験を北朝鮮に適用し難い」と話し、キム代表は専門家たちの意見を聞き「さまざまなイシューに対して韓米が共同対応をしよう」と強調した。
キム代表は続けて、米議会の知韓派「コリア・コーカス」共同議長であるピーター・ロスカム、マイケル・ケリー米・下院議員と懇談会を開き、「日韓間尖鋭で敏感な事案に対して、コリア・コーカスが韓国の立場を支持してくださり感謝する」と話した。
キム代表は米国の政界関係者と次々と会談した。
キム代表は米議会で会ったナンシー・ペロシ氏に「米下院で日本慰安婦関連決議案が通過するのに決定的な役割をしてくださり感謝する」とし、「女性であるペロシ代表が慰安婦問題に格別に関心を持ってほしい」と話した。
するとペロシ代表は「日本国慰安婦問題を慰める。彼女ら(元従軍慰安婦)の苦痛を理解する」としながら「日本の安倍晋三総理がもう少し明確に慰安婦に対して言及しなければならないのに、残念だ」と伝えた。
キム代表は親韓派のエド・ロイス米下院外交委員長にも会い、日本との問題を投げかけ、「韓国の立場を支持してくださり感謝する。戦後70年を迎える8・15に日本の安倍晋三総理が韓国国民が満足する演説ができるように、委員長が圧力をかけてほしい」と要請した。
ロイス委員長もやはり「日本は慰安婦など多くの歴史問題に対して謝罪をする必要がある」とし、「この立場は私だけでなく、米行政府の一貫した立場だと考える。起きた歴史そのままを明らかにし、謙虚に受け入れることから学ぶ必要がある」と話した。
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