キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ
15日、韓国政府の消息筋によると、金平一氏は駐ポーランド大使として在職していた昨年末、北朝鮮に一度帰国していたという。
当時、金平一氏と金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の面談の有無は確認されていないが、その後、金平一氏はことし初めに17年間在職していたポーランド大使からチェコ大使に赴任した。
金平一氏が赴任地の変更に関して、北朝鮮外務省または金第1書記との接触があった可能性がある。
金平一氏は、故金日成(キム・イルソン)首席の第2夫人である金聖愛(キム・ソンエ)氏の長男で、第1夫人の金正淑(キム・ジョンスク)氏の息子である金正日氏との権力継承争いに敗れ、1979年に旧ユーゴスラビア駐在の北朝鮮大使館武官を始め、35年間、海外での外交官を務めたまま、一度も北朝鮮に帰国できないと伝えられてきた。
金平一氏は、1988年から駐ポーランド大使を務め、ことし1月末に駐チェコ大使に正式赴任した。
しかしこの日の北朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」が報じた第43回大使会議(在外公館長会議)記念写真に金平一氏と思われる人物が登場し、金平一氏の「帰国禁止」措置は金正恩時代に入って解除されたと推測される。
また金聖愛氏の娘である金慶真(キム・ギョンジン)氏の夫で、金平一氏の義弟になるキム・グァンソブ駐ハンガリー大使と推定される人物もこの日、金平一氏と思われる人物の横に並んでいる姿がとらえられ、海外に勤務中の金(キム)一家の親戚に対する帰国禁止措置は事実上、無効化されたと見られる。
これに関して、韓国統一部当局者は「該当人物が、本人であるかの確認はまだ不可能だ」と述べている。
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