ユーラシア親善特急出発　朴大統領「統一の夢に向け」

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領は１４日、一般市民ら約２５０人がユーラシア大陸を列車で横断する「ユーラシア親善特急」の出発に先立ち、「国民の夢と希望、平和と統一具現の意志を国際社会に広く知らせ共に分かち合う意味深い行事になることを心から望む」と述べた。　親善特急事業は、欧州とアジアの交通・物流ネットワークを構築することで経済協力を強化し、南北統一の基盤づくりを目指す朴政権の政策「ユーラシア・イニシアチブ」の一環。ユーラシアの交流協力を目指し、韓国外交部とコレール（韓国鉄道公社）が共催する。政財界や文化・芸術界の関係者、大学生などからなる参加者は２０日間にわたり、ユーラシア大陸の計約１万４４００キロを列車で旅する。　朴大統領はこの日、ソウル駅で開かれた式典にビデオメッセージを送り、参加者を激励した。また、「南北間の途切れた鉄の道を再びつなげ、平和統一の夢を成し遂げ、ユーラシアを一つの大陸、創造の大陸、平和の大陸につくり上げ、地球の平和と共同発展に寄与する国を目指そう」と呼びかけた。 mgk1202@yna.co.kr