水原サムスンの鄭大世　Ｊリーグ清水に移籍間近

【ソウル聯合ニュース】韓国プロサッカーＫリーグ、水原サムスンに在籍する北朝鮮代表ＦＷの鄭大世（チョン・テセ）が、Ｊリーグの清水エスパルスに移籍することが確実になった。　水原関係者は７日、聯合ニュースの取材に対し「選手が移籍を望むのであればクラブが止めることはできない。行くというなら送り出す方針だ」と話した。　静岡新聞は、清水と鄭との移籍交渉が大詰めを迎えたと報じた。　清水は１１日のＪリーグ第２ステージ開幕戦に出場させる方針であるとされる。水原との交渉がまとまり次第、鄭の移籍は正式に発表される見通しだ。　清水は鄭に３年半の契約と現在の年俸の２倍程度を提示したもようだ。　第１ステージで３勝１０敗４引き分けのリーグ最下位に終わった清水は、攻撃力強化を目指し鄭の獲得に乗り出した。　韓国籍の父親と朝鮮籍の母親の間に生まれた在日の鄭は、２００６年に川崎フロンターレに入団。１０年にドイツのクラブに移籍するまでＪリーグで１１２試合に出場し４６ゴールを記録した。１３年からＫリーグでプレーし、今シーズンは１９試合で６ゴールを決めた。 sjp@yna.co.kr