ソウル市は25日、漢江周辺のアパートの外観に対し「デザインガイドライン」を設ける方針を明らかにした。漢江周辺の無計画な開発で緑地や自然が損なわれ後方の景色を遮るなど悪影響があるとの判断に基づきソウル市が推進する、漢江ルネッサンスプロジェクトの一環。呉世勲(オ・セフン)市長も重点を置いている。

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 デザインガイドラインでは、漢江沿いに新たに建築されるアパートの外観や配置などを、周辺の景観と調和させるよう定められる。地形も考慮しながら高層タワー型や中層平面型、低層沿道型など高さや配置を多彩にし、周辺の景観を眺め通せる視界も確保する。一部の区域については、創意的なデザインで建築計画を立てる場合、建築委員会の審議を経て容積率や高さなどを緩和する方向で建築条例も改正する。また、政府が推進する景観法が制定されれば、これに基づき市の景観条例と景観管理基本計画など景観の基準も整備する計画だ。

 漢江沿いの夜景も変わる。照明デザイン専門家の分析結果に従い、漢江にかかる16の橋と漢江沿い道路の3か所の橋を、来年総工費18億ウォンをかけ照明を全面的に改善する。そのほか11の橋は来年から2009年にかけ44億ウォンで照明を部分的に替えるとしている。

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