左からソンホ(Apeace)、グァンス(超新星)、ユグォン(BlockB)、ヨンウク(Apeace)
左からソンホ(Apeace)、グァンス(超新星)、ユグォン(BlockB)、ヨンウク(Apeace)
2011年8月に韓国で初演を迎えたミュージカル「RUN TO YOU~Street Life~」。その後韓国での再演を経て2012年10月に日本公演が大阪松竹座にて行われた。昨年1月には東京公演が行われ、ファン待望東京公演の再演が決定。

グァンス(SUPERNOVA) の最新ニュースまとめ

 6月25日(金)にZeppブルーシアター六本木(東京)にて初日を迎えた。毎回話題になるキャスティングだが、今回は本作の主演経験者であるグァンス(超新星)、ゴニル(超新星)に加え「U-KISS」からスヒョン、ジュン、「Block.B」からジェヒョ、ユグォン、「Apeace」からホン・ソンホ、チョン・ヨンウクと、人気アイドルグループからも多くキャスティングされた。

 「RUN TO YOU~Street Life~」は既存の楽曲を使用している「ジュークボックス・ミュージカル」というジャンルの作品で、韓国で絶大な人気を誇っているHIP HOPグループ「DJ DOC」のヒット曲を使い、韓国の創作ミュージカルの新境地を開いた。メインキャスト3人がグループを結成し、デビューを目指して成長する姿を描いており、音楽にかける若者たちの熱い青春ストーリーが見どころだ。

 6月30日、これから初日を迎えるグァンス、ユグォン、ホン・ソンホ、チョン・ヨンウクの4名が報道陣の囲み取材に応じた。

 会場には一般ブロガーも取材に参加し、彼らの登場を今か今かと待ち受けていた。ステージでのリハーサルを終えた4名は、疲れも見せることなくにこやかな表情で囲み会見に登場。公演に対する意気込みや、稽古期間中のエピソードを語った。


<B>―それぞれ演じる役柄の魅力は?</b>
グァンス:「RUN TO YOU~Street Life~」でリーダーのジェミン役をやりますグァンスです。3度目の出演になるんですけれども、ジェミンはまず自分で言うのは恥ずかしいんですけど…カリスマ性が溢れるリーダーです。自分も頑張るし、他のメンバーを引っ張るリーダーです。魅力と言えば、そのカリスマ性が1番魅力だと思うし、今回ちょっと注目してもらいたいところは、今までうまく演じることができなかったジェミンに隠れている痛みを細かく演じてみたいと思います。ぜひそこに注目してもらいたいです。
ユグォン:僕が演じるスチャンは、リーダーのジェミンの彼女にひそかに片思いをしているキャラクターでもあり、2人の愛を守るというキャラクターでもあります。スチャンはジェミンとジョンフンを家族のように思っていて、3人のチームワーク、友情にも注目してほしいです。
チョン・ヨンウク:ジョンフンという役は、彼女1人だけを見ている純粋な役です。そし
てお兄さんたちの雰囲気で一緒にふざけている?キャラです。どうぞよろしくお願いします。
ホン・ソンホ:ジョンフンという役はめちゃくちゃ純粋で、音楽が好きで、お兄さんたちを尊敬しているかわいくて…ですけど、ちょっとおっちょこちょいなキャラです。このキャラを頑張るので期待してください。

<B>―印象に残っている稽古中のエピソードは?</b>
グァンス:稽古が始まって3日ぐらい経った後、毎日朝の10時から夜の10時まで稽古をやっていたんですけど、夜の稽古が終わった後メインキャストだけ連れて行って、僕の事務所で夜中まで練習をしました。その時に練習もしたし、お互いに自分の今までの人生についていろんなことを話しながら仲良くなりました。それがエピソードというか1番思い出に残っているので、すごく…みんな大好きです。今回の共演すごく楽しみです。
ユグォン:稽古中にグァンスさんと一緒に動きを合わせるシーンがありまして、その時に目があったらグァンスさんの目がメラメラしていて、思わず台詞を忘れてしまった時がありました(笑)
チョン・ヨンウク:夜食を食べながら稽古をしていたんですけど、皆はむくまないけど僕はむくんで…顔が…。グァンスさんはわからないだろうけど。
グァンス:太った方がいいよ。役作りのために!
チョン・ヨンウク:はい!ありがとうございます!
ホン・ソンホ:僕もグァンスさんの会社で一緒に夜中まで練習したことを思い出します。最初はグァンスさんが超怖かったです。でも、ツンデレです(笑)中身はめちゃくちゃ優しくて。

<B>―グァンスさんから見た他の3名の方の魅力、ユグォンさん・ソンホさん・ヨンウクさんから見たグァンスさんの魅力を教えてください。</b>
グァンス:僕は今回キム・ヨンナムさんと3回やって、ユグォンとは1回なのでその点はうれしかったんです。元々一緒にやっていたヨンナムさんと何回もできて。うれしいと思っていたんですけど、今はすごく残念です。なぜかと言うと、ユグォンの魅力が半端じゃない。ヨンナムさんに負けないくらいスチャンの役とぴったり。実はヨンナムさんとの練習が多くて、ユグォンとはあまり練習できなかったんですけど、1回何も歌合わせも話もしないで公演のようにランスルーをしたときがあったのですが、そのときすごくびっくりして、「こいつ、ヤバい」って思った。1回しか公演できないのはすごく残念なんですけど、たぶん見たら皆さんビックリすると思います。すごくうまいし、センスもいいので。早くユグォンと公演やりたいです。ソンホは…なんというか(笑) 皆僕を怖がっていたんですけど、彼だけ「え~い、え~い」と(体を軽くぶつけてじゃれ合う様子)って。自分から行くのは苦手なんですけど、逆に先にこうやって僕に来てくれたので。今回ジョンフンの役は3人なんですけど、以前ジョンフンの役を演じていたホンソクさんと3人の中で1番イメージが合うと思います。演じながら、ホンソクさんとやっているような、懐かしい感じがした。歌がすごくうまいんで、彼の歌の実力に注目してください。ダンスも。ヨンウクは、かわいいですね。イメージ通り。でもギャップがある部分もあって、彼女とのシーンとかではすごく男らしい。そのギャップに皆おちるんじゃないかなと。ドキッとするぐらい、彼女に言うシーンとかはかっこいい。彼のかわいさとかっこよさのギャップに注目してもらいたいです。
ユグォン:まずは、とてもイケメンですね。初対面のときはとても怖い印象でした(笑)稽古を重ねて実際話してみたら、すごく優しい方だなとわかりました。すごく日常的な方なので、そこを学びたいなと思いました。すごく勉強になる方です。
ホン・ソンホ:グァンスさんは、全部目で語ります。いろんな手伝いをしてくれます。ミュージカルとかが初めてなんですが、いろんなことを手伝ってくれて、本当に優しいです。最初に会ったときは怖くなかったです(笑)
チョン・ヨンウク:グァンスさんは、皆さんは知らないと思いますけど、かわいいです。
グァンス:はぁ?(会場爆笑)
チョン・ヨンウク:歌ったり、いつも僕にビートをねだったり。それと、いつも舞台の上では目で話します。言葉でやってくれるとうれしいのに…。でも、大好きです。かっこいいです。

<B>―自分にとって一番チャレンジング(やりがいがある)だった部分は?</b>
グァンス:やっぱり芝居じゃないかなと思います。実は3年前とか去年は、本当にジェミンを演じる俳優の気持ちじゃなくて、一緒に共演する方が韓国ですごく有名な俳優さんたちだったので、その方々に負けたくないという気持ちが強くて。そこにこだわって上手くできなかったと気づいて。今年こそ本当にジェミンの役を芝居としてやりたい。ジェミンって台本を何回も何回も読まないとわからない、隠れているいろんな感情がある役なので、そこを今回はちゃんと演じたいと思います。
ユグォン:スチャン役はとてもやんちゃなキャラクターなんですが、僕は真面目ですので(笑)、キャラクターを作るのが一番チャレンジングだったと思います。
チョン・ヨンウク:僕は全部初めてだから、特にラップとか演技が1番心配だったんです。だからそこが…
グァンス:ダンスは?
チョン・ヨンウク:ダンスも!(笑) ダンスも演技もラップも頑張りますので、応援よろしくお願いします。
ホン・ソンホ:僕は2回目なんですが、ラップと歌いながら芝居することが難しいです。どうやって感情を入れて皆さんにお見せすればいいのか、よく考えて、頑張って準備しました。

<B>―最後にファンの皆さんに一言お願いします。</b>
グァンス:今回「RUN TO YOU~Street Life~」が日本で3回目の上演になりますが、新しいキャストもいるし、今までとは違う魅力があると思います。ゴニルと僕も頑張っていますし、数日前に千秋楽を迎えた「U-KISS」のスヒョン、ジュン、「Block.B」のジェヒョまで、キャスト皆がすごく頑張って準備したものすごくアツい作品です。今年の東京のこの暑さを吹っ飛ばしたいと思います。ぜひ応援よろしくお願いします。
ユグォン:頑張りますので、たくさん期待してください。応援してください。よろしくお願いします。
チョン・ヨンウク:今まで芸能界の練習の中で1番辛い練習でしたが…楽しいですけど!体力的に!歌とかラップとか…
グァンス:ダンスも。
チョン・ヨンウク:ダンスも!ダンスも!いろんなことをして楽しいし、大変でした。いっぱい期待してください。
ホン・ソンホ:ついに今日初日ですね。今日をずっとずっと待っていました。そして皆さんに会うことをずっと待っていました。そして無事に終えられた、スヒョンさん、ジュンさん、ジェヒョさんの力までもらって、もっともっと頑張って皆さんに見せたいと思います。よろしくお願いします!


 キャスト同士で冗談を言い合いながら終始和やかな雰囲気で行われた囲み会見。稽古場での良い雰囲気がそのまま表れているようだった。

 その後報道陣に向けてミュージカル中のシーンが一部公開され、ジャケット衣裳を身にまとい、力強い歌声やアンサンブルキャストとの息の合ったダンスが披露された。キャストのエネルギーがそのまま客席に伝わり、とてもアツい作品に仕上がっていた。

 公演は7月5日(日)まで。暑い夏の始まりを、このアツい作品と共に迎えたいと思える会見となった。



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