【ソウル聯合ニュース】ソウル西部地裁は2日、芸能事務所を設立し、外国人から受け取った投資金をだまし取ったとして詐欺罪で起訴された元芸能人マネジャーに懲役1年6カ月を言い渡したと明らかにした。 同氏は歌手でモデルの女性芸能人のマネジャーだった2007年9月に、知人から日本人2人を紹介され、投資金などの名目で10年6月までに20回にわたり約3600万円を受け取り、横領した罪で起訴された。自分がマネージャーをしている女性芸能人を迎え、マネジメント事業を展開する計画だと被害者に説明。資金を投資するか貸し出せば会社設立後に役員とし、収益金を支給するとだました。 08年7月に芸能事務所を設立したが、被害者を役員として登録する意思がなく、マネジメントを担当する芸能人も見つけず、資金難で10年9月に強制廃業となった。 同氏は「被害者から受け取った金で収益を出そうと最善を尽くしたが、事情が悪く、結果的に事業に失敗しただけであり、初めから金を奪う意図はなかった」と主張したが裁判所は認めなかった。 裁判所は外国人から3600万円をだまし取ったもので悪質であり、被害者への弁済がまったく行われておらず、実刑は避けられないと説明した。 yugiri@yna.co.kr
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