韓明淑首相、カザフスタンで高麗人を激励

カザフスタンを訪れている韓明淑（ハン・ミョンスク）首相は23日、アルマトイ市内のホテルで開かれた高麗人70人余りとの懇談会に出席、「カザフスタンの指導者らと会うたびに高麗人に対する激賞を惜しまない。本当に誇りに思う」とあいさつの言葉を述べた。

　韓国首相として初めて同地を訪れた韓首相は、両国が支援協力中心から先端科学や石油化学、情報技術（IT）、教育、文化など非支援分野まで、協力を強化することを決めたと報告した。また来年、高麗人移住70周年を迎えるのにあたり、両国の共同繁栄に向けた「架け橋」として大切な役割を担うことを求めた。高麗人が朝鮮民族としての文化的、歴史的アイデンティティを維持する一方でカザフスタンの国民として国の発展に貢献できるよう、政府も可能な限り努力すると強調した。これに対し高麗人協会のチェ・ユリ会長は「韓首相の訪問で両国関係が一段と発展するはず」と、韓首相の訪問を歓迎した。

　韓首相は24日午後ウズベキスタンに移動し、現地在住の韓国人や企業関係者らと懇談会を開く予定だ。

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