ミュージカル「RUN TO YOU~Street Life~」のワンシーン
ミュージカル「RUN TO YOU~Street Life~」のワンシーン
2011年に韓国にて初上演、その後2012年、2014年と日本でも上演され好評を博した韓国ミュージカル「RUN TO YOU~Street Life~」が、6月26日(金)東京・Zeppブルーシアター六本木にて初日を迎えた。会場には「RUN TO YOU」のペンライトを持った多くのファンが詰めかけ期待が高まる中、客席も演出に組み込む楽しい舞台となった。

U-KISS の最新ニュースまとめ

 生活は苦しくても音楽に情熱をかたむけ、夢に向かっていく若者3人の姿をトリプルキャストで演じる今公演、初日の26日は、主人公ジェミン役に「U-KISS」の末っ子ジュンが抜擢、歌で、そしてすらりと伸びた長い手足を生かしたダンスで観客を魅了。

 普段「U-KISS」では末っ子のジュンが、劇中では「ストリートライフ」というグループのリーダー役を熱演。かわいいイメージを一掃、男らしいかっこいい姿を前面に出し、新たな魅力を披露している。特に感情を爆発させる場面でのジュンの歌声は観客の心をゆさぶられるものがあった。

 またラッパー&ボーカルのスチャン役には同じく「U-KISS」のリーダー・スヒョンが安定の歌唱力を披露、劇中歌に幅をもたせ、ボーカリストのジョンフン役に「Block B」のジェヒョが愛嬌満点、かわいい末っ子というあらたなトリプルで、のびのびと、熱いステージを見せた。

 楽曲は日本でもDJ OZMAがカバーしたことで知られる、韓国で人気のHIPHOPグループ「DJ DOC」のヒット曲「RUN TO YOU」他で構成され、主軸の3人はもとより、アンサンブルのダンスや歌のレベルも高く、脇を固める俳優たちの時折まざる日本語のセリフと、コミカルで個性的な演技でファンをぐいぐい引き込んだ。

 公演を終えたジュン、スヒョン、ジェヒョらキャストが順に登場したカーテンコールでは、この日の感動を記念にと多くの観客がカメラに収めた。

 初日公演を大盛況で飾ったストリートライフの3人があいさつに立った。

 まずは3人揃って「こんばんは!ストリートライフです。」とあいさつ。スヒョンの「ジュンさん、今日『RUN TO YOU』初日でしたがどうでしたか?」との問いかけに「本当にうれしかったです、今もまだ信じられないです。時間がほんと早かったです。リーダーは強いからずっと『リーダー!』って叫んでた気がします」と初主演の大役を果たし、興奮冷めやらぬジュン。スヒョンが「そして今日はジュンさんの家族も応援にかけつけていた」と紹介した。

 「ジェヒョさんはどうでしたか?日本語わかる?」とスヒョンが韓国語に言いなおすと「このくらいの日本語はわかります(笑)」と日本語で答えるジェヒョ。さらにスヒョンの通訳で「今日は初めての公演だからめちゃくちゃ緊張しました。みなさん今日は楽しかったですか?」と呼びかけ、会場から大きな歓声があがると満足そうな笑顔を見せた。

 スヒョンの進行にジュンが「日本語上手ですね」と言うとスヒョンが「日本語大丈夫でしょ、あいうえお、かきくけこ……幼稚園生みたいね(笑)」と会場の笑いを誘うと(ジェヒョに)「日本語勉強してー!」とむちゃぶり。するとジュンも「そうだよ、厳しい世界だよ」と重ねると会場は爆笑。

 最後にスヒョンが「公演は明日もあさっても続いていくのでみなさん応援してほしいです」と締めくくり、「U-KISS」のファンに向けて「『Kissme』大好き~」、そして「Block B」のファンに向けても「『BBC』大好きでーす」とあいさつし、揃ってかわいくハートポーズを作った。

 公演は全13回にわたって行われ、期間中はパンフレット・撮影抽選券付きチケットの購入者を対象 とした写真撮影会や「ストリートライフ」とのハイタッチ会、キャストからのプレゼントなどアフターイベントも準備されている。



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