【ソウル聯合ニュース】韓国政府と与党セヌリ党は1日、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染拡大による経済的被害のほか、深刻な干ばつ、景気低迷への対策として、約15兆ウォン(約1兆6400億円)の追加経済予算を編成する方針を決めた。 早ければ6日に追加予算案を国会に提出し、20日までに国会本会議での成立を目指す。 政府・与党は財政健全性を大きく損なわない範囲で最大限の追加経済予算を組むことで合意した。 MERSにより被害を受けたり経営難に陥ったりした病院に対し、損失を補助し運営資金を支援する。MERSの感染拡大を受け、公共病院や陰圧・隔離病床も拡充する。 また、MERSの広がりで打撃を受けた観光業界や中小企業、輸出企業への資金支援を拡大する。 干ばつ対策と関連しては、被害地域の水利施設の拡充や、農産物の需給安定に向けた資金支援の拡大を決めた。経済活性化関連では、就業が困難な層に対する支援拡大、地域経済活性化に向けた支援強化などを行う。 ikasumi@yna.co.kr
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