【ソウル聯合ニュース】韓国の与野党が可決した国会法改正案に対し、朴槿恵(パク・クネ)大統領が拒否権を行使したことを受け、法制処(日本の内閣法制局に相当)は25日、同改正案に対する再議要求案を国会に提出したと発表した。 これにより朴大統領が再議を要求した同改正案は国会に正式に受理された。 与野党が本会議への上程に合意できない場合、国会終了と同時に自動的に廃案となる。 与党セヌリ党が同改正案を再議しないと決めた一方で、最大野党の新政治民主連合は再議の日程を定めるべきだととしており、本会議への上程をめぐり与野党の対立が予想される。 同改正案が本会議で可決されれば、国会は再び改正案を政府に送付し、政府は5日以内にこれを公布しなければならない。  国会法改正案は政府施行令に対する国会の修正権限を強化するもの。国会は15日、与野党の議員211人が賛成した国会法改正案を政府に送付。政府は25日、閣議を開き、再議要求案を議決した。 yugiri@yna.co.kr
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