【ソウル聯合ニュース】包括的核実験禁止条約(CTBT)発効に向けた有識者らの会合「賢人会議」が25日、ソウル市内のホテルで開幕した。 26日までCTBTの早期発効に向けた戦略や地域の核問題などについて意見交換を行う。 韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官は開幕式で、「(北朝鮮の)核開発は孤立と制裁をもたらすだけで、いち早く現実に向き合うことを望む。平壌はイランの事例から教訓を得て対話のテーブルに戻るのがよいだろう」と呼びかけた。 また、南北対話に向けた韓国の扉は開かれていると説明し、北朝鮮がCTBTに署名・批准するなら非核化に向かう強いシグナルになるだろうと述べた。 現在、160カ国以上がCTBTを批准しているが、発効要件国(核技術保有国)44カ国のうち米国、中国、インド、パキスタン、北朝鮮、イスラエル、イラン、エジプトの8カ国がまだ署名または批准していないため、条約は未発効の状態だ。 csi@yna.co.kr
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