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韓日の軍事交流 下半期から本格的に再開へ
【ソウル聯合ニュース】この数年中断されていた韓日の軍事交流が、国交正常化50周年の今年、本格的に再開される見通しだ。 韓国政府筋は24日、「秋ごろ、韓日国防当局の課長級または局長級による政策実務会議が予定されている」と明らかにした。北朝鮮の最近の軍事的脅威について状況を確認し合い、来年度の韓日の軍事交流問題などを話し合うとみられる。 この政府筋は、先の韓日防衛相会談に基づく措置なども協議することになるとしながら、「日本の集団的自衛権行使に関する韓国政府の要求事項も当然議論されるだろう」と話した。 韓国国防部の韓民求(ハン・ミング)長官と日本の中谷元防衛相は5月30日にシンガポールで会談した。朝鮮半島における自衛隊の集団的自衛権行使の手順や範囲、方式などを含め、相互の軍事的な関心事を話し合う実務級協議を進めることで一致している。 また、中谷氏の下半期の来韓もあり得るとされており、会議で取り上げられる可能性が高そうだ。 韓国政府筋は、韓国の陸海空軍と陸海空の各自衛隊との実務レベルの交流も本格化すると伝えた。 10月には韓国海軍と海上自衛隊の艦艇が参加する捜索・救難共同訓練(SAREX)が行われる見込みだ。韓国は神奈川県の相模湾で行われる自衛隊観艦式に13年ぶりに出席する予定で、これを機に訓練を実施する可能性が高いという。 SAREXは海上の事故に共同対処する能力を高め、災害救助分野の協力を強化することが目的。韓日間では1999年に始まり、2003年以降は隔年で実施されている。 韓国は歴史認識などをめぐり日本との溝が深まり、2012年以降、国防部長官や合同参謀議長、各軍の参謀総長の日本との交流を中断していた。今年5月の国防相会談は4年4カ月ぶりの開催となった。 mgk1202@yna.co.kr