ブロードバンドのシェア、KTは11か月連続下落

情報通信部が21日に明らかにしたところによると、8月末のブロードバンド市場のシェアは、KTが45．8%、ハナロテレコムが26．3%となった。前月比ではKTが0．3ポイント、ハナロテレコムが0．2ポイントの縮小となった。

　KTはシェア51．8%を記録した昨年9月以来、11か月連続でシェアを落としている。加入者数も前月より1万3000人少ない630万6000人となり、2か月連続で減少した。

　業界2位のハナロテレコムはブロードバンド契約者数が360万3000人で前月に比べ約1000人増えたが、7月末にサービスを開始ししたテレビポータルの「ハナTV」と結合したサービスを提供したことが影響したかどうかは明らかではない。

　これに対しLGパワーコムは8月に10万人の契約者を確保し、同月末の契約者数は88万6000人に上った。シェアは前月より0．7ポイント上昇となる6．4%を記録した。同社は9月末から10月初めにかけブロードバンド契約者数100万人を突破すると見込んでいる。

　8月末現在のブロードバンド契約者数は1378万1000人で、前月より6万2000人増えた。

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