韓国で、救急車の運転士が搬送していたMERS感染者からウイルス感染し、陽性反応が出た。初めて病院外での感染例が発生し、地域感染などの心配が大きくなっている。(提供:news1)
韓国で、救急車の運転士が搬送していたMERS感染者からウイルス感染し、陽性反応が出た。初めて病院外での感染例が発生し、地域感染などの心配が大きくなっている。(提供:news1)
韓国で、救急車の運転士が搬送していたMERS感染者からウイルス感染し、陽性反応が出た。初めて病院外での感染例が発生し、地域感染などの心配が大きくなっている。

 保健当局は13日、MERS感染の検査結果、感染者が12人追加されたと明らかにした。感染者は計138人になる。

 同時に14人目の感染者がサムスンソウル病院に入る前に入院していた平澤(ピョンテク)グッドモーニング病院で、118人目の感染者となる67歳女性が死亡し、MERSによる死者は計14人になった。

 13日に追加された感染者12人の1人である救急車の運転士は、今月5日と6日に76人目の感染者を救急車で搬送し、接触したと分析されている。

 当時76人目の感染者は、サムスンソウル病院の救急救命室で14人目の感染者に接触後、観察対象になったが、当局の監視網をくぐり抜け、5日から6日の間、江東(カンドン)慶煕(キョンヒ)大学病院の救急救命室と、建国(コングク)大学病院の救急救命室に行った。その際、救急車で搬送されたのだった。

 当局は3日から76人目の感染者名簿を確保し、管理してきたと言ったが、監視はたった2回の電話だけで、患者は他の病院に移ったのだった。

 したがってその時だけでも感染の確認が取れる前だったため、自分の状況を説明しなければ誰もわかるはずがなかった。76人目の感染者は、5日から発熱症状を見せていたため、救急車の運転士に対するウイルス感染力を持っていたと推測される。運転士も無防備な状態だった。76人目の感染者は、7日に感染が確認され、10日に死亡した。


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