国会の首相候補承認手続き「期限守って」＝韓国大統領府

【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台（大統領府）関係者は１２日、聯合ニュースに対し、新首相に内定している黄教安（ファン・ギョアン）氏に対する国会の人事聴聞報告書の採択に関連し、「法的期限を守ってほしい」と促した。　同関係者は、中東呼吸器症候群（ＭＥＲＳ）コロナウイルスの感染拡大など懸案が山積しているため、承認の遅れで国政の空白が長期化してはならないと強調した。　朴槿恵（パク・クネ）大統領は先月２６日に黄氏の任命同意案を国会に提出した。人事聴聞会法によると、任命同意案が提出された日から２０日以内（６月１４日まで）に国会の審査手続きを終了しなければならない。　国会人事聴聞会は８～１０日に実施された。与野党は１１日、人事聴聞報告書の採択をめぐり協議したが、意見の相違により報告書の採択に至らなかった。 ikasumi@yna.co.kr