【ソウル聯合ニュース】韓国の新首相に内定している黄教安(ファン・ギョアン)氏に対する国会人事聴聞会が8~10日に実施され、与野党は11日、人事聴聞報告書の採択をめぐり協議したが、意見の相違により報告書の採択に至らなかった。 与党セヌリ党の曺海珍(チョ・ヘジン)院内首席代表は「合意できなかったため、あらためて議論しなければならない」とし、任命同意案を処理するためにあす国会本会議を開くことはないと話した。 最大野党・新政治民主連合の李春錫(イ・チュンソク)院内首席代表は「首相承認に関する本会議に対しては協力しないというのが党の立場」とした。黄氏承認の表決に関する本会議の意思決定で意見が食い違っており、合意に達しなかったと説明した。 一方、与野党は中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、その対策に関連した法案は25日に予定された国会本会議でできるだけ処理する方向で一致した。 mgk1202@yna.co.kr
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