【ソウル聯合ニュース】韓国金融監督院は10日、韓国大手銀行のウリィ銀行と中小企業銀行(IBK)の東京支店の不正融資に関する検査の結果、与信の取り扱いや管理体制に不備があったことを確認し、両行に対し「機関注意」の措置を取ったと発表した。 またウリィ銀行の職員9人とIBKの職員8人に対し減俸や注意などの制裁を科した。 検査は昨年2月から5月にかけて行われた。 金融監督院によると、ウリィ銀行東京支店は2008年4月から13年6月までに不正な与信の取り扱いが計111億9000万円に上ったほか、管理担当部署は実質的な措置を取らなかった。また、同支店の元支店長の1人は私的な融資を行っていた。 IBK東京支店は行過ぎた拡大路線など経営管理に不備があり、不正融資を長期間放置していた。 yugiri@yna.co.kr
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