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慰安婦問題で進展あるか あす韓日局長級協議
【ソウル聯合ニュース】韓国の外交部は10日、旧日本軍の慰安婦問題などを話し合う日本との局長級協議を11日に東京で開催すると発表した。 今回の協議は8回目で、今年3月以来となる。韓国から外交部の李相徳(イ・サンドク)東北アジア局長、日本から外務省の伊原純一アジア大洋州局長が出席する。 22日の国交正常化50周年を目前に控えており、両国関係の改善を模索する重要な協議になる見通しだ。 慰安婦問題で友好的な雰囲気が生まれれば、国交正常化50周年を迎え、韓国外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官の訪日や両国の外相会談につながる可能性がある。2013年の朴槿恵(パク・クネ)政権発足後、外交部長官は日本を訪問していない。 韓国側は慰安婦問題をめぐり、日本政府の責任認定や謝罪、賠償措置を求めている。だが日本側は、慰安婦問題は1965年の請求権協定で解決済みとの立場を堅持している。 7回目の協議後、韓国政府当局者は「両国が相互に自国の立場のみを繰り返し話す段階は越えた。意味のある対話を通じて接点を見いだせるよう努力している」と述べ、部分的な進展があったことを示唆しており、今回の協議の結果が注目される。 kimchiboxs@yna.co.kr