韓日の知識人「新たな共同宣言発表と首脳会談開催を」

【ソウル聯合ニュース】韓国言論振興財団は９日、済州島で開かれた「韓日国交正常化５０周年記念大討論会」で、両国の新たな５０年に向けた提言を発表したと伝えた。　同財団の金秉浩（キム・ビョンホ）理事長や世宗財団の朴ジュン雨（パク・ジュンウ）理事長、早稲田大の本野英一教授ら両国の知識人約５０人が賛同した。　提言では、１９９８年の韓日共同宣言に基づき今後５０年に向けた新たな共同宣言が必要だと指摘。そのために両国の首脳会談を早期に開催すべきだと強調した。　また、歴史認識問題による両国の対立が繰り返されないための努力が必要とした上で、両国が共同で「韓日未来財団」（仮称）を設立するよう提言。さらに、両国関係発展のために極端な民族主義や嫌韓・反日報道を自制するよう両国のメディアに求めた。　８～９日に開かれた討論会は、韓国言論振興財団と世宗研究所の共催で、韓国外交部が後援した。 ikasumi@yna.co.kr