大田で80代のMERS感染者が死亡…死亡者は計6人に＝韓国

大田（テジョン）地域の中東呼吸器症候群（MERS＝マーズ）感染者から、2人目の死亡者が発生した。これで、韓国内でのMERSによる死亡者は6人にのぼる。

　8日、大田市などによると、MERSの84人目の患者A氏（80）がこの日の午前6時25分ごろ、死去した。

　A氏はことし3月、吸引性肺炎で大田大庁病院に入院、地域内最初のMERS確定患者であるB氏(40)と同じ病棟にいたことが確認された。A氏は去る7日にMERSの陽性判定を受け、8日に国家指定の隔離病院へと移送される予定だった。

　合わせて、韓国・大田地域のMERS患者は、8日現在15人（2人死亡）となった。