米側に軍事目的搬入物の情報共有要求へ　炭疽菌誤送付で＝韓国

【ソウル聯合ニュース】生きた炭疽（たんそ）菌のサンプルが米軍の研究所から韓国の京畿道・烏山にある在韓米軍の空軍基地に送付された問題で、韓国政府消息筋は１日、「米国側に軍事目的で搬入される物品の目録をわが政府に通知するなど、情報を共有し、有事の際に共同調査ができるように要求する」と明らかにした。　在韓米軍基地内で事故が発生した場合、現在は米軍側の協力なしでは共同調査ができず、結果についても韓国側が一方的に発表することはできない。　同消息筋は「在韓米軍地位協定（ＳＯＦＡ）により、軍事目的の物品が韓国に搬入されているが、どのような物品が入ってくるのか米側が通知しなければ分からない」とした上で、「必要があればＳＯＦＡの関連規定の改正も要求する計画」と話した。　 yugiri@yna.co.kr