会見するの魯光鎰報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
会見するの魯光鎰報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の魯光鎰(ノ・グァンイル)報道官は26日の定例会見で、朴槿恵(パク・クネ)大統領と安倍晋三首相の就任後、一度も開かれていない韓日首脳会談について、「韓国は基本的にオープンな立場」だとした上で「会談は持続可能な信頼を築く場となるべき。まずはそういう会談を開くための環境づくりが必要だ」と、従来の姿勢をあらためて示した。 一方、近ごろ韓日の閣僚級会談が相次いでいる背景については「政府は一貫して歴史問題には断固として対応する半面、北朝鮮核問題などの戦略的事案や経済・社会・文化・人的交流など両国の利益になる分野については協力を続けている」と説明した。 韓日は先ごろ、財務対話や通商担当相会談など数年にわたり中断されていた閣僚級対話を再開させた。30日には4年ぶりの国防相会談も予定されている。 歴史問題と関係のない政治以外の分野での協力が加速するなか、国交正常化50年を前に韓日の間で「首脳会談なき関係正常化」が進みつつあるとの分析も出ている。 stomo@yna.co.kr
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