【世宗聯合ニュース】第41回アジア太平洋経済協力会議(APEC)交通作業部会が26日から4日間の日程で、韓国・済州島で開催される。会合には21の加盟国・地域のうち17カ国・地域の代表や業界関係者ら約250人が出席する。 1991年に発足した交通作業部会はアジア太平洋地域の貿易や投資自由化を目標に交通網の連携強化や交通の安全・セキュリティー向上策などについて協議してきた。 今回の会合の主要議題は交通インフラ投資の優秀事例、官民連携事業の促進策、安全・セキュリティー強化に向けた知識共有などで、10月にフィリピンで開催される第9回APEC交通大臣会合の準備状況も協議する。 特に、27日にはAPEC域内で使用可能な交通カード(カード型IC乗車券)の導入について話し合う会議も開かれる。国土交通部関係者は「交通カードが導入されれば加盟国・地域の重複投資を抑えることができ、観光客の交通の利便性が高まる」と期待を示した。 hjc@yna.co.kr
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