25か月ぶりに通商担当相会談、ユン・サンジク産業通商資源部長官「WTO提訴問題で日本に遺憾」

韓国のユン・サンジク（尹相直）産業通商資源部長官は、日本が最近、世界貿易機関（WTO）に韓国の日本水産物輸入禁止措置をめぐり提訴した問題と関連し、遺憾を表明した。

　産業部は23～24日、フィリピン中部ボラカイ島で開かれたアジア太平洋経済協力会議（APEC）貿易相会合に出席したユン長官が日本の宮沢洋一経済産業相と別途、通商担当相会談をおこない、このように明かしたことを伝えた。日韓通商担当相会談は2013年4月以来、2年1か月ぶりだ。

　この席でユン長官は「韓国の日本水産物輸入禁止措置に関して、日本側がWHO紛争解決手続きに伴う協議を要請し、残念」と明かした。これに先立ち、日本は去る21日、韓国が福島原子力発電所事故以後に措置した日本水産物輸入規制措置が不当として、WTOに提訴した。またユン長官は、韓国の活魚車の日本内での運行許可などを要請した。