会談前、握手を交わす尹氏(左)と宮沢氏(産業通商資源部提供)=24日、ソウル(聯合ニュース)
会談前、握手を交わす尹氏(左)と宮沢氏(産業通商資源部提供)=24日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国と日本はフィリピン中部ボラカイ島で23日(現地時間)、通商担当相による会談を開催し、韓国の水産物輸入禁止措置をめぐる日本の世界貿易機関(WTO)提訴問題などについて協議した。 両国の通商担当相による会談は約2年1カ月ぶりとなる。アジア太平洋経済協力会議(APEC)貿易相会合に合わせて開かれたもので、韓国からは尹相直(ユン・サンジク)産業通商資源部長官が、日本からは宮沢洋一経済産業相が出席した。 産業通商資源部によると、尹氏は日本政府がWTOの紛争解決手続きに基づく2国間協議を要請したことについて遺憾を表明した。また、韓国の活魚車の日本内での運行許可などを要請した。日本側は韓国側に反論せず、双方は真摯(しんし)に相手の発言に耳を傾けたという。 日本政府は今月22日、東京電力福島第1原発事故後、韓国が福島など8県の水産物の輸入を制限していることに対し、WTOの紛争解決手続きに基づく2国間協議を要請した。WTO小委員会での紛争処理手続きに入る前に行う措置で、提訴の前段階となる。 kimchiboxs@yna.co.kr
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