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韓国など中堅5カ国が外相会議 首脳会議の開催検討で合意
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の主導で発足した中堅国機構「MIKTA」の第5回外相会議が22日、ソウル市内のホテルで開催された。 参加するメキシコ、インドネシア、韓国、トルコ、オーストラリアのアルファベットの頭文字をとって命名されたMIKTAは、中堅国がまとまって国際社会の諸問題に共同で対応することを目指して2013年に発足した。 外相会議では、共同声明とMIKTAの進むべき方向などを盛り込んだビジョンを採択。16項からなる声明には、年内の適切な時期のMIKTA首脳会議開催を検討すると明記した。テロやサイバー安全保障、気候変動、国連平和維持活動(PKO)、核不拡散など、国際的な課題での協力も盛り込んだ。 北朝鮮の核問題については「当事国間の協力により、北の非核化が実質的に進展するよう希望する」とした。 また、ビジョンには参加国間の理解増進や2国間関係の強化に向けた地域間の協議体としてMIKTAを機能させることなどを明記した。 MIKTAに加盟する5カ国は昨年10月基準で世界人口の7%、貿易の約8.5%、国内総生産(GDP)の約7.5%を占めている。 次回の外相会議は9月の国連総会に合わせて米ニューヨークで開催される。 stomo@yna.co.kr