韓国政府　日本のＷＴＯ提訴に遺憾表明＝水産物禁輸で

【ソウル聯合ニュース】韓国政府は２１日、東京電力福島第１原発事故を受けた福島など８県の水産物の輸入禁止措置をめぐり日本政府が世界貿易機関（ＷＴＯ）の紛争解決手続きに基づく２国間協議を要請したことに遺憾の意を示した。　韓国の国務調整室、食品医薬品安全処、産業通商資源部、外交部は同日、合同報道資料を出し、「現在、国際的な規範に基づき検討手続きを進めている過程で、日本がＷＴＯに２国間協議を要請したことは遺憾だ」と表明した。　また、「今後、日本と協議手続きを進める過程で、輸入規制措置が国民の安全を考慮した措置であることを十分に説明し、ＷＴＯの紛争解決手続きにより日本側が提起した問題について積極的に対応していく」と説明した。