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韓国新首相内定の黄教安氏 安定した法務行政に定評
【ソウル聯合ニュース】韓国の新首相に内定した黄教安(ファン・ギョアン)氏(58)は、30年間検察で勤務し公安通の検事として名をはせた。この2年間は法務部長官として法務行政を安定的に取りまとめてきた。左派少数野党・統合進歩党の解散など、断固とした姿勢で改革を推進したことも高く評価されたようだ。 黄氏は外柔内剛タイプで、合理的にリーダーシップを発揮する人物と評される。成均館大法学部を卒業後、1981年に司法試験に合格し、検察入りした。 大検察庁(最高検)公安課長やソウル中央地検次長など、主に公安畑でキャリアを積んだ。ソウル中央地検次長時代の2005年には、世間を騒がせた情報機関の盗聴事件の捜査で陣頭指揮を執った。こうした経歴は一時期の政権では敬遠される要因にもなった。地方の地検・高検の検事長などを経て検察官を退任した。 それから2年後の2013年、朴槿恵(パク・クネ)政権の初代法務部長官に起用された。法と原則を強調する朴大統領を補佐し、長官の役割を着実に遂行していると評価される。 mgk1202@yna.co.kr