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強制労働施設の世界遺産登録申請は分裂招く=朴大統領
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は20日、来韓している国連教育科学文化機関(ユネスコ)のボコバ事務局長と青瓦台(大統領府)で会談し、「遺憾にも日本が、一部の施設で非人道的な強制労働が行われた歴史から目を背け、『明治日本の産業革命遺産』の世界遺産登録を申請したことは、世界遺産条約の精神に反し、国家間の不必要な分裂を招く」と述べた。 朴大統領は「世界遺産は国家間の葛藤(かっとう)を助長するのではなく、対話、和解、友好を促進させる役割を果たすべきだ」とした。 これに対しボコバ事務局長は、世界遺産委員会の委員国の一員として韓日間で対話するよう何度も強調したとしながら、「世界遺産委員会の委員長に朴大統領のメッセージを明確に伝える」と答えた。 mgk1202@yna.co.kr