Copyright 2015(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0
「慰安婦問題解決を」 ソウル集会に日本の市民団体参加
【ソウル聯合ニュース】ソウルの日本大使館前で20日、旧日本軍慰安婦問題の解決を求める「水曜集会」が開かれ、日本の市民団体「憲法9条―世界へ未来へ 連絡会」(9条連)のメンバー約20人が参加した。 1179回目となるこの日の集会は同団体の主管で行われ、主催者の「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」のメンバー、元慰安婦の女性らと共に、元慰安婦への謝罪と賠償を日本政府に求めた。 9条連の共同代表で今回の訪韓団の団長を務めるジャーナリストの浅野健一元同志社大大学院教授(66)はあいさつで、安倍晋三首相が慰安婦問題を歪曲(わいきょく)するような発言をしていることを指摘するとともに、アジアの市民による連帯や日本が近隣諸国と共生していくことの大切さなどを訴えた。 日本から参加した会社員、今井渉さん(31)は自由発言で「真実を見ない者は、真実を語ることをできない。これ以上、元慰安婦のハルモニ(おばあさん)に血の涙を流させないよう、日本政府に訴えていかなければならない」と話した。 参加者はシュプレヒコールのほか、歌や踊りなどでも慰安婦問題の早期解決を求めた。集会の最後には憲法9条を韓国語で唱和した。 sarangni@yna.co.kr