Copyright 2015(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0
THAAD配備 韓国政府「国防に有益かどうかを把握中」
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の高官は19日、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備について、米国と協議などはしていないと前置きした上で「防衛力の増強や軍事的な効用の面で有益かどうかを実務レベルで把握中だ」と述べた。ただ、米国からTHAADに関する正式な資料は受け取っておらず、米陸軍の教科書やインターネット上の専門資料などを参照しているという。 一方、在韓米軍の関係者によると、スカパロッティ韓米連合軍司令官(在韓米軍司令官兼務)は同日、THAADの配備をめぐるマスコミからの質問に対し「韓米両国がTHAAD問題を個別に検討しており、どの時点が配備に適切かを考えている」と述べたという。 この関係者は「個別に検討」という発言について「両国の政府関係者や研究機関、個人などがそれぞれ意見を述べているという意味だ」と説明した。 stomo@yna.co.kr