【ソウル聯合ニュース】日本の市民団体「憲法9条―世界へ未来へ 連絡会」(9条連)のメンバー約20人がソウルの日本大使館前で20日に開かれる旧日本軍慰安婦問題の解決を求める定例集会に参加する。 同集会は元慰安婦の女性を支援する「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」が1992年1月から毎週水曜日に行っており、20日の第1179回集会は日本人参加者の司会によって進められるなど、9条連の主管で行われる。 9条連によると、集会では元慰安婦女性らと共に日本政府に謝罪や賠償を求める。また、安倍晋三首相が過去の歴史を直視していないことや米紙とのインタビューで慰安婦問題について「人身売買の犠牲」と発言したことなどを取り上げる予定だという。 9条連の共同代表で今回の訪韓団の団長を務めるジャーナリストの浅野健一元同志社大大学院教授は「日本の侵略で被害を受けたアジア太平洋の国々の人民と深く連帯して、日本がこの地域で平和に共生していくためにも、日本政府・国会に対し、村山談話・河野談話を国会決議とし、すべての元慰安婦の方々が納得できる解決を図るよう粘り強く働きかけていく」とコメントした。 sarangni@yna.co.kr
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