朴大統領　週内に首相指名の公算＝与党筋

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領が不在となっている首相を今週中に指名する可能性が高いと、複数の与党関係者が１９日、明らかにした。　与党関係者は同日、聯合ニュースの取材に対し、「首相指名は今週中に行われると予想する。来月半ばに朴大統領の訪米が予定されており、これ以上遅らせる状況ではない」と話した。別の関係者も「発表時期は大統領が決めるが、そう遅くはならないだろう」と述べた。　候補者としては李明載（イ・ミョンジェ）青瓦台（大統領府）民政特別補佐官、李康国（イ・ガングク）元憲法裁判所長、趙武済（チョ・ムジェ）元大法官（最高裁判事）、睦栄埈（モク・ヨンジュン）元憲法裁栽判官、金英蘭（キム・ヨンラン）元国民権益委員長らの名前が挙がっている。また、現職の閣僚クラスの中からは黄チャン鉉（ファン・チャンヒョン）監査院長、黄教安（ファン・ギョアン）法務部長官が候補に挙がっている。　黄祐呂（ファン・ウヨ）社会副首相兼教育部長官、崔ギョン煥（チェ・ギョンファン）経済副首相兼企画財政部長官、李柱栄（イ・ジュヨン）前海洋水産部長官ら政治家から起用する可能性もある。　首相を務めていた李完九（イ・ワング）氏は先月２７日、裏金疑惑を受けて辞任しており、現在、崔経済副首相が首相代行を務めている。 csi@yna.co.kr