在韓米軍基地で将兵らを激励するケリー氏=18日、ソウル(聯合ニュース)
在韓米軍基地で将兵らを激励するケリー氏=18日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】ケリー米国防長官が米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の朝鮮半島配備の必要性を示唆する発言を行い、注目が集まっている。 ケリー氏は18日、韓米外相会談終了後に訪れたソウル・竜山の在韓米軍基地で、北朝鮮の脅威に言及し、「われわれは全ての結果に備えなければならない。これこそ、われわれがTHAADなどについて述べる理由だ」と語った。 ケリー氏は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記について「非常に挑発的な行為を繰り返している。国連決議に違反して核兵器をつくり、われわれがロシア、中国、日本など6カ国協議参加国と共に抑制しようとする全てのことを行っている」と指摘した。 ケリー氏が公の場でTHAADの朝鮮半島配備の必要性について言及したのは初めて。同日行われた韓米外相会談後の共同記者会見でもTHAADについてはひと言も触れなかった。
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