北朝鮮、韓国側の開城工業団地共同委員会開催提案を拒否

北朝鮮が開城（ケソン）工業団地賃金引き上げ問題を当局次元で公式に議論しようという韓国側の提案を拒否したと18日、韓国統一部が明らかにした。

　イム・ビョンチョル統一部スポークスマンはこの日の定例会見で「去る15日、共同委員会事務局を通じて20日の会議開催を要請した」とし「北朝鮮側は我々側の通知文受領自体を拒否した」と述べた。

　開城工業団地共同委員会は去る2013年、開城工業団地稼動中断を契機に南北の合意を通じて誕生した当局次元の共同運営機構だ。

　政府は窮極的に今回の事態が北朝鮮側の一方的な労働規定改正に従ったことで、当局次元の議論が必要だという立場により今回の共同委会議を提案した。