遺族の姿は数日間眠れない夜が続いたのか、憔悴しきったようすだった。ユン氏の友人らは身なりを触りながら最後の別れのあいさつを交わした。
友人のパン氏(24)はあいさつで「友人同士には別れはない。空で安らかに休んでほしい。愛してる」と述べた。また、ユン氏の母親は最後まで「わたしの息子よ、愛してる」と泣き崩れた。
ユン氏は去る13日午前、ソウル・瑞草区(ソチョグ)・内谷洞(ネゴクトン)予備軍(除隊後に1年に1回参加する訓練)訓練場での銃器乱射事件で、銃弾を浴び、ソウル三星(サムスン)医療院に緊急移送され手術を受けたが、同日午後9時37分ごろ息を引き取った。死因は出血多量と虚血性脳損傷であったことが伝えられた。
予備兵チェ氏(24、後に自殺)の銃弾を受けたのは4人で、このうちパク氏(24)とユン氏(24)が死亡した。
一方、これに先立ち、パク氏の葬儀は去る15日午前に国軍首都病院にて営まれた。
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