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歴代の駐日韓国大使が特別会議 韓日関係のあり方模索
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部傘下の国立外交院外交安保研究所は12日、「韓日関係50年の軌跡とその顕在的教訓」をテーマに特別会議を開催した。対日外交の現場で活躍した孔魯明(コン・ロミョン)元外務部長官や元駐日大使、両国関係の専門家らが出席し、今後の韓日関係のあり方を模索した。 国交正常化交渉に携わった呉在熙(オ・ジェヒ)元駐日大使は、1965年の韓日国交正常化により、韓国と日本の和解が完全に完成したのではなく、その時から和解の過程が始まったとの考えを示した。その上で、「未来志向的に両国関係を発展させていく過程で、歴史問題を長期的に解決していくべき」と提案した。 同じく元駐日大使の金太智(キム・テジ)氏は「韓日間協定を結び、国交を正常化したのは、結局のところ『実用外交』の果て」と指摘。「国交正常化以降、われわれに残された宿題は、日本の人からどのようにすれば謝罪を受けられるかというものだった」と振り返った。 村山談話が発表された1995年に駐日大使を務めていた金氏は「村山談話というものは本当に難しい状況で作られたもの」とした上で、「過去の歴史を規定するバイブルのような意味を持つもの」と強調した。 93年から94年にかけ駐日大使を務めた孔?明元外務部長官は「歴史に埋没していてはいけない」とした上で、事実に基づき真理を探求する精神で、歴史を見なければならないと指摘した。 yugiri@yna.co.kr