【ソウル聯合ニュース】韓国政府の主導で発足した中堅国機構「MIKTA」の外相会議が22日、ソウルで開催される。外交部が12日発表した。 参加国であるメキシコ、インドネシア、韓国、トルコ、オーストラリアのアルファベットの頭文字をとって命名されたMIKTAは、中堅国がまとまって国際社会の諸問題に共同対応することを目指し設立された。 メキシコに続き2代目の議長国を担当している韓国で開催される初めての外相会議であり、外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官が主宰する。 同会議ではMIKTAのあり方と未来への方針を盛り込んだ文書を採択し、公式ウェブサイトを開設する予定だ。 韓国政府は議長国として開発協力や気候変動、サイバー安全保障など、世界的な懸案事項に関する議論も主導していく考えだ。 また、韓国・オーストラリア、韓国・メキシコなどの2国間協議も行われる予定だ。 尹長官は「今回の第5回外相会議は韓国外交のネットワーキング能力や招集の力を見せるもので、中堅国外交の新しい地平を開く契機になると期待する」とした上で、「今回の会議で成果を出すと同時に、主なグローバルガバナンス(統治)としての立場が強化されるだろう」と話した。  また外交部は13日、ソウルで第11回韓国・イスラエル局長級政策協議会と第2回韓国・スペイン中南米局長会議をそれぞれ開催する。 yugiri@yna.co.kr
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