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韓日の軍事協力加速?北朝鮮潜水艦ミサイル実験受け
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が先ごろ潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の水中発射実験を実施したことを機に、SLBMの脅威に対応するための韓米日軍事協力の動きが具体化している。 特に、韓国政府は日本の要請を受けて韓日国防相会談の開催を検討中とされ、北朝鮮に関する情報の共有を含めた韓日の軍事協力が加速するかどうか注目される。 韓国政府の高官は12日、今月末にシンガポールで開かれるアジア安全保障会議で韓日国防相会談を開くことを慎重に検討していると伝えた。 中谷元・防衛相は先月10日、同会議で韓民求(ハン・ミング)国防部長官と会談したいとの意向を明らかにした。その直後、防衛省は韓国側に国防相会談の開催を正式に打診したとされる。 韓国政府は会談に対し、先月の時点では「計画はない」としていたが、韓日関係の行き詰まりをこれ以上放置してはならないという世論の高まりもあり、最近になって積極的に検討する様子を見せ始めた。 また、北朝鮮がSLBM発射実験を成功させたことも、韓日国防相会談の必要性を高めている。 会談が開かれる場合、北朝鮮のSLBMも議題に含まれる可能性が高い。 アジア安全保障会議で行われる韓米日国防相会談では、北朝鮮の核・ミサイル脅威と関連してSLBMが議題に上る見通しで、会談を機にSLBMに関する情報共有や対策樹立に向けた3カ国の議論が本格化するとみられる。 韓米の間ではすでに、SLBMへの共同対応策が本格的に話し合われている。韓国軍制服組トップの崔潤喜(チェ・ユンヒ)合同参謀本部議長は12日にスカパロッティ韓米連合軍司令官(在韓米軍司令官兼務)と会談し、SLBMへの対応策を協議した。 stomo@yna.co.kr