【ソウル聯合ニュース】国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関・国際記念物遺跡会議(イコモス)が朝鮮人の強制徴用施設が含まれた日本の「明治日本の産業革命遺産」(全23施設)を世界文化遺産に登録するよう勧告した問題で、韓国と日本は22日に東京で協議を行うことにした。韓国外交部が8日、明らかにした。 両国は首席代表など、協議と関連した具体的な問題を調整しているという。 韓国外交部によると、産業革命遺産の23施設中、7施設には日本による植民地時代に朝鮮人5万7900人が強制動員された。韓国では尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官が4日の国会答弁で、「わが政府の基本的な立場は強制労働が行われた歴史的な事実から目をそらし、産業革命施設に美化して世界遺産に登録することに反対するということ」と述べ、同施設の世界遺産登録に反対する姿勢を明らかにするなど、強く反発している。 kimchiboxs@yna.co.kr
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