韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が7日、「北朝鮮の核、北朝鮮の人権、北東アジアの経済協力など山積みの問題を解決する近道は、朝鮮半島の平和統一にある」と述べた。(提供:news1)
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が7日、「北朝鮮の核、北朝鮮の人権、北東アジアの経済協力など山積みの問題を解決する近道は、朝鮮半島の平和統一にある」と述べた。(提供:news1)
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が7日、「北朝鮮の核、北朝鮮の人権、北東アジアの経済協力など山積みの問題を解決する近道は、朝鮮半島の平和統一にある」と述べた。

 朴大統領は7日午後に大統領府の緑地園で開かれた「駐韓外交団レセプション」でのあいさつで「ことしは南北分断70周年になる年だ。我々は統一こそが朝鮮半島を越えて北東アジアの平和・安全と繁栄、世界平和に寄与する道だという信念で統一の準備作業を沈着に一貫して推進している」と述べた。

 また「このような挑戦を切り抜けていく過程に我々と皆さんの創意性が合わさることを期待する」とし、「我々が生きてきたこの時代が、朝鮮半島、北東アジアそして地球村の新たな協力と繁栄の時代を開く重要な転換点になればと思う。地球上の唯一の冷戦が終息できるよう外交官の皆さんが力になって欲しい」と訴えた。

 さらに「国際政治と外交において本当に重要なものは信頼だ」とし、「我々韓国政府は発足以降、信頼外交を対外施策の重要基調としており、大韓民国と皆さんが代表する国家間に最大限の合致点を見いだすために努力している」と述べた。

続けて朴大統領は「今後も韓国とそれぞれの国が協力することはもちろん、気候変化やテロ、大量破壊兵器の拡散、サイバー安保など共に直面する課題への解決も最大限の共通分母を見つけることを希望している」とし、「大韓民国が進もうとする共存協力の道に皆さんが心強いパートナーになってほしい」と述べた。

 また「韓国は国土や人口の規模が大きな国ではないが、政治・経済的発展と開かれた心、自由民主主義の信念を土台として国際社会の発展に寄与する国家になるよう、さらに努力するつもりだ」とし、「これを通じて皆さんの国と協力精神をさらに伸張させ、経済を互恵的に発展させていくつもりだ」と確認した。

朴大統領はさらに「就任から2年半の間、国際的に難しい状況の中でも会談を通じて多くのことを成してきた。その背後には皆さんの見えない努力があったことをよく理解している」とし、駐韓外交団に感謝の意を伝えた。

 この日のレセプションにはOsvaldo Padilla駐韓外交団長代理をはじめ、109カ国の駐韓常駐大使及び大使代理、グリーン気候基金(GCF)など12の国際機構代表が夫婦同伴で出席。チェ・ギョンファン首相代行(副首相兼企画財政部長官)をはじめとする韓国政府関係者やナ・ギョンウォン国会外交統一委員長、キム・インホ韓国貿易協会長、イ・ジュヨル韓国銀行総裁、イ・ギョンギ大統領秘書室長、キム・グァンジン国家安保室長なども出席した。

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