外交部当局者は「韓国政府が世界遺産委員国に対して積極的に交渉した結果、委員国の間で事案を技術的側面ではなく、強制労働のような人権的な側面でも考慮しなければならないという認識が拡散している」と述べた。
これに関して韓国の立場を日本側により明確に伝えるための日韓協議が5月中に開催されるという。
外交部当局者は「朝鮮人が強制徴用された施設に対する世界文化遺産の登録を反対するという政府の立場を明らかにしたにも関わらず、日本はここまでひっぱってきた」とし、「日本が妥協的な姿勢で出てくることを期待していたが、日韓協議が結実できなくても、その責任は日本の非妥協的な態度にあるということを委員国が共感し、結局、日本の負担になるだろう」と明かした。
続けてイコモスが4日、産業施設物の登録を勧告したことに関して「イコモスの勧告が大部分の世界遺産委員会によって受容されたことは事実だが、今回の事案のように日韓が対立しているケースはとても珍しい」とし、「イコモスの勧告によって状況が終わったわけではない」と述べた。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 0