【ソウル聯合ニュース】韓国軍と海洋警察が今月下旬ごろ、外部勢力の独島への奇襲上陸を想定し、防衛訓練を実施することが6日、複数の韓国政府関係者の話で分かった。 訓練は2日間の予定で、気象状況によっては変更する可能性もあるという。 軍当局は韓国固有の領土である独島を守るという強い意志を示すため、厳しい訓練を実施する計画という。 訓練には海軍の哨戒艦や駆逐艦など艦艇5~6隻や海洋警察の警備艦4隻、ヘリコプター、海上哨戒機(P3C)、空軍の戦闘機が動員される。海軍特殊部隊(UDT/SEAL)と海兵隊が参加する。気象状況によってはヘリコプターで独島に上陸する訓練も実施する。昨年11月に行われた訓練では悪天候のため、独島に上陸しなかった。 1986年に始まった訓練は毎年2回実施される。独島周辺の海上で行われ、独島に接近する非軍事勢力を探索、阻止、撃退するため実施される。 韓国国防部は2014年版の国防白書で、「歴史的、地理的、国際法的に明白な韓国固有の領土である独島について、軍は強力な防衛意志と対応態勢を確立している」と強調した。 kimchiboxs@yna.co.kr
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